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「坊っちゃん」 夏目漱石

とても面白かった。坊っちゃんの真っ直ぐで単純な性格がすごく良いなぁと思う。どんなことにも直球で真正面から堂々と向き合う坊っちゃんは、実際にいそうなほどイキイキとしているけれど、でもたぶんいないと思う。まさに痛快、という感じだけど、ちょっと冷静に考えてみたら坊っちゃんってあんまり性格良くないなぁ(笑)。田舎に来ちゃって不貞腐れているのか全体的に否定的なものの見方をしている感じ。坊っちゃんが執着しないカラッとした性格だからかあまり目立たないけれど。

「こころ」の、淡々とした淡白な文体とは全く異なり、こちらはかなり躍動感のある作品。そしてすべてにおいて“坊っちゃん”の主観がかなり強くて、坊っちゃん独特のものの見方が笑える。明治の人はこの作品でビックリしたんじゃないかな。こんなに笑えるという意味でも面白い作品だとは思わなかった。

“単純明快”という言葉がぴったりだと思った。

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