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「砂漠」 伊坂幸太郎

砂漠
「大学の一年間なんてあっという間だ」入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン…。学生生活を楽しむ五人の大学生が、社会という“砂漠”に囲まれた“オアシス”で超能力に遭遇し、不穏な犯罪者に翻弄され、まばたきする間に過ぎゆく日々を送っていく。パワーみなぎる、誰も知らない青春小説。
              ・
表紙がファンキー(笑)。なんて顔しているんだ!?
この表紙は絶対に伊坂さんが仕組んだんだと思う。わざとだ。狙ったんだ。
きっと、この本をレジに持っていくときのこととか考えてこの表紙にしたんだ。
だって正直恥ずかしかったもん(笑)。
              ・
社会という砂漠に出る前の、大学生活というオアシスでの物語。
今、私はまだ大学生じゃないけど、オアシスにいるのかなぁ…なんて思いながら読んだ。
久し振りに読んだらまたちょっと泣きそうになった。

こじつけの「中」上がりのところ。
おおっ!て思った。さすが西嶋。すごいよ。
西嶋がやったことは馬鹿らしくてくだらないとも言えるのかもしれない。
だけど、こういう馬鹿馬鹿しいことってすごく良いなぁって思う。
ぎゃははと笑う“当たり前”の大きさに気付かされた。
そしてその“当たり前”を取り戻してくれた西嶋の大きさにも。

西嶋が東堂に言った言葉。
「俺は恵まれないことには慣れてますけどね、大学に入って、友達に恵まれましたよ」
西嶋がこんなこと言うなんて、意外。
グッと来ました。


「砂漠」の中では西嶋が好きかなぁ。
キャラ濃いけど。
実際にいたら扱いに困るかもだけど。
だけど、西嶋の考え方とか、そう来るかぁ~って感じで面白いし、
いつでも堂々としている姿はちょっと恰好良いし。
私じゃとても真似できないや。

「砂漠」の中ではいたるところで麻雀が出てきますが、私麻雀わからない・・・。
知っているほうがやっぱり面白いんだろうなぁ。。。
大学生になったら絶対に麻雀を覚えよう、と思った。

なんてことは、まるでない。

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» 砂漠 |伊坂 幸太郎 [ミステリー倶楽部]
「陽気なギャング~」が好きな人は、受け入れられるかもという作品です。キャラクターが相変わらず魅力的で、ユーモアが聞いてます。 伊坂さんのふんだんに使用する伏線や、ここでも、能力をもつ人物がでてきたり、 今までを総合したエンターテイメントだったと思います。 西嶋君の「天地無用」がうけました。 ... [続きを読む]

受信: 2007年2月21日 (水) 14:55

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