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1月に読んだ本

『破軍の星』 北方謙三
『博士の愛した数式』 小川洋子
『半落ち』 横山秀夫
『オロロ畑でつかまえて』 荻原浩
『イン・ザ・プール』
『空中ブランコ』 
『サウスバウンド』 
『真夜中のマーチ』 奥田英朗
『強運の持ち主』
『幸福な食卓』(再) 
『卵の緒』 瀬尾まいこ
『Run!Run!Run!』 桂望実
『100回泣くこと』
『絶対、最強の恋のうた』 中村航
『イラハイ』 佐藤哲也
『フィッシュストーリー』 伊坂幸太郎

今月は16冊読んだ。うち15冊がはじめて読んだ作品。

明日は高校の入試のため学校が休みなので、再読した『幸福な食卓』の映画を観に行く予定。1日だから1000円だし。
楽しみです。
姉と一緒に行くけれど、あの子、原作読んでいないんだけど大丈夫かな?
なのにパラパラとめくったらイキナリ決定的なところを読んでしまい、そこだけは知っている・・・。
300前後のページがあるのに、なんでよりによってあの場面を読んだのだ!
まったく・・・。

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「フィッシュストーリー」 伊坂幸太郎

「動物園のエンジン」
「サクリファイス」
「フィッシュストーリー」
「ポテチ」(書き下ろし)
・・・の4篇を収録した短編集。

はじめて読んだ作品だけど、馴染み深い人々が入れかわり立かわり出てきたためか、どことなく、なつかしい感じ。
特に気に入ったのは「フィッシュストーリー」と「ポテチ」。

「フィッシュストーリー」は、連鎖していく感じが良いな、と思った。
大丈夫、繋がっているよ、その歌はちゃんと届いているよ、
と、「フィッシュストーリー」を歌っていたバンドのみんなに伝えてあげたい。
読後感は得意の(?)にやにやでした。

「ポテチ」はこの中で一番好きかも知れない。
『ラッシュライフ』に出てきたタダシが登場。また新たな発見をする。
正直、タダシのことは『ラッシュライフ』のときは何か変な奴だな~くらいにしか思っていなかったけど、でも、すごくすごく好きになった。
ところどころ、え?っていうようにおかしくて楽しかったけど、
でも何だかじわ~っときて、読後感はまた例の(?)にやにやでした。
わー、最近にやにやしてばっかり!人前で本読めないや(笑)。

……なんか、ネタバレしないで感想書くのって難しいな。
ポロッと変なことを言いかねないので、このへんでやめておきます。
あらま。全然わけわかんない感想になっちゃった。


そういえば『フィッシュストーリー』の発売日って、本当は明日だったんですね。
学校帰り、意気揚々と本屋さんへ行ったものの見当たらず、機械で検索してみたら明日発売で、一瞬目の前が真っ暗になってしまった(若干の誇張あり)。
諦めきれずに店員さんに訊いてみたら倉庫から出してきてくれて、ほっと一安心。
密かに、手に入れるまで何軒だって梯子してやるぞ、と思っていたから(笑)。
久しぶりの新しい本、それも発売を待ちに待った作品が手に入った瞬間は、なんとなく誇らしい気分でした。

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「卵の緒」 瀬尾まいこ

卵の緒

卵の緒

むふぁー・・・。
うんうん。うん。良かった。
やっぱ瀬尾さん好きです。大好きです。
なんか、読むたびにどんどん好きになっているな。
瀬尾さんは家族を描くのが上手ですね。すごい。

「卵の緒」の読後感は幸せな気分。ものすごくあったかい物語です。
なんとなく、池内君が気になる。

「7's blood」はじわじわきて、そして最後はちょっと切ない。
この作品、かなり好きだ。
やっぱり、“家族”は血が繋がっているとか、そんなちゃっちいものじゃないな。
そんなことを考えました。
『重力ピエロ』も然り、『卵の緒』もまた然り、ですね。

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「100回泣くこと」「絶対、最強の恋のうた」 中村航

『100回泣くこと』


1/26読了。
内容は、『セカチュー』的(読んでもないし観てもいないけど…)。
恋人が不治の病で・・・っていう、あれです。
普段、恋愛ものって読まないし、あんまり好きじゃないジャンルだけど、これはベタベタしていないから読みやすかったですよ、実際。
実際、これは2時間もあれば読み終わっちゃいますよ、実際ね(わかる人にはわかるはず)。
登場人物も会話も中村さんらしい感じ。
100回泣くどころか1回も泣かなかったけど、まぁ中村さんの作品で涙っていうのはイメージと違うし。


『絶対、最強の恋のうた』


1/27読了。
中村さんをはじめて読んで気に入った、アンソロジー『I LOVE YOU』の中の「突き抜けろ」が収録された連作短編集。
伊坂さん目当てだったんだけど、中村さんのはまた独自路線突っ走っている感じが良かった。
2人とも、あんまり恋愛もの、という感じはしなかった(中村さんは特に)。
タイトルとあの表紙のわりに(笑)、サラッとしていてこれもまた読みやすい。
『100回泣くこと』よりも好き。
やっぱり、登場人物や会話が中村さんらしくていいかんじ。
あー、これだったらサイン本買えばよかったかも(サイン本だったら欲しい)。

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サボってました。

久しぶりの更新。
約1ヶ月ぶり、かな。
なんかいろいろあってなんとなく、更新が面倒臭くなっちゃって・・・てへ☆
ってことで(?)、でもこれからはまたちゃんと更新します。
今までの出来事で記事にしたいことや読んだ本の感想やらをこれから書いてきます。
日付偽って(笑)。

実際は、12/26以降今日までサボっていました。

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「サウスバウンド」 奥田英朗

小学校六年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても「変わってる」と言う。父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、ほかの家はそうではないらしいことを知った。父はどうやら国が嫌いらしい。むかし、過激派とかいうのをやっていて、税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないとかよく言っている。家族でどこかの南の島に移住する計画を立てているようなのだが…。型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、長編大傑作。

                  ・   

良いですね。
第1部はひたすら、二郎頑張れ…的に(?)物語が進んで行ったけれど、第1部の終わりあたりからスピードが出てきて、2部は一気読みだった。
凄いです。
もの凄くパワフル。
こんな父親いたら疲れるだろうな~と思ったし、それは今も変わらないけれど、でも最後にはそんな一郎がとても恰好良く思えてくる。
みんなの憧れるような“ヒーロー”にはなり得ないし、一郎の言動は極端すぎることもあってうなずけないこともあるけど(うなずけないことのほうが多いかも?)、だけど惹かれずにはいられない。
圧倒的な吸引力を勝手に感じました。

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小学生にナンパ(?)された

今日の学校帰りのこと。
友達と一緒に学校のそばの公園でブランコに乗っていたら、
隣のブランコに乗っていた
小学生2人組にナンパされた(笑)。
そのナンパが普通のナンパとは違うわけで・・・(普通のナンパでも問題か?)


「一緒に鬼ごっこしてくれませんか?」

と丁寧に誘われた(笑)。

当然こっちは「!???」です。わけわかりません。
こういうときの対処法も知らないし・・・。
で、友達と、どうする?どうすればいいの?鬼ごっこ?やる?え、でも走る元気ない・・・と相談していると、
「ダメですか?」
相手もなかなか粘る。
結局、
「かくれんぼでもいいです」と妥協案(?)を出されて一緒に遊ぶことに・・・。

遊んでみるとそれはそれでけっこう楽しかったんだけど(笑)、たまにふと我に返ると、私たち何やってるんだろう・・・?と自分がわからなくなった。
でも、彼らがものすごく楽しそうに隠れていたからまぁいいか・・・。
名前も知らない小学生たち・・・。
かなり貴重な体験をありがとう・・・(笑)。楽しかったよ。

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「Run!Run!Run!」 桂望実

Run!Run!Run!

目標はオリンピックの金メダル。箱根駅伝は通過点。仲間なんか必要ないはずだった…。アスリートとして最高の資質を持つ主人公が知った事実とは? 箱根駅伝に懸ける仲間と走るうちに、閉じかけていた世界が開いていく。

                  ・

この作者の作品を読むのは初めて。
読もうと思ったのは、この作品が陸上ものだったから。
去年は『一瞬の風になれ』『風が強く吹いている』と続けざまに陸上ものを読んでいたので…。
単純ですね。

感想は…。
う~ん、悪くはなかった。(お前何様だよ、ってかんじですが…
題名とはちょっと違った雰囲気の内容も絡んできて、そのへんの主人公の葛藤とかわかるんだけど…。
でも『一瞬の~』や『風が~』のように物語に入り込めなかったな。

一緒に走ったり、一緒に悩んだり、っていうのはなかったなぁ。
残念。
ちょっと距離を置いて、“読んでる”ってかんじ。
主人公の性格が問題?
この主人公が最初すごい嫌なやつで、後半少しずつ変わっていくけれど、でもそこで、おお、って思えるほど好きになれてなかった。
岩ちゃんは好きだけど。

悪くはない…、だけど読むなら図書館本で充分、という印象。主人公たちの魅力も作品の魅力にかなり響きますからね。
陸上もの、ってだけで無条件に期待のしすぎだったかも。

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「半落ち」 横山秀夫

半落ち  半落ち

「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは―。日本中が震えた、ベストセラー作家の代表作。

                 ・

こちらも「博士の愛した数式」同様、今さらな感じですが・・・。
そして別に寺尾聰のファンではありません(笑)。

ぐいぐい引っぱられるように一気読みした。
それぞれの視点がそれぞれの立場で1人の人物を映し、少しずつ真相が見えてくる。
その感じにすごいそそられた。
心理戦にもわくわくした。
ただ、この作品は真相に辿りつくまでが面白いかも。
展開が面白くて、どうして?真相は?と期待していたけど、最後のオチはちょっとインパクトに欠ける。

・・・若干うるうるしたけども(笑)。

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「博士の愛した数式」 小川洋子

博士の愛した数式

「ぼくの記憶は80分しかもたない」博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた―記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。

                   ・

今さらながら読んでみた。

ほんのちょっと(ホントにちょっとだけ)、数学のことを見直したかもしれない。
いや、うーん・・・。
数学の苦々しさ現在進行中の私にとっては
「学生の頃にこの本に出会えていたら数学をもっと頑張ったかも」
なんてほかの人のように生易しい態度は取れないわけでして。
今までのこと、そしてこれから先のことを考えると、数学のことをそう簡単に許すわけにはいかない。
「たしかに数学にも独特な美しさがあるのかもしれない。数にとり憑かれる人がいるのもわかる気がする。でもね・・・!?」
と、どうしても反論したくなる。
ここはあくまで強硬な態度で臨みます(?)。

脱線しました。


淡々としているけれど、じわじわとくる。
静かで居心地の良い雰囲気の作品。
でも全体的にせつないですね。
どれほど濃密で、愛おしくなるような時間をともにしても
次の日にはまたゼロからのスタート。
思い出を共有することすらできない。
覚えていられないほうもつらいし、忘れられるほうもつらい。
最後はまたちょっとせつないけれど、でも幸せそうでよかった。

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