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ナンパ(再)

学校帰り、公園でまた小学生に、「一緒に遊ぼう」と誘われた…。
二度目、なんですけど(苦笑)。
そして前回とは違う子。今回は男の子一人。
なんなんだあの公園は…。

でも、今日一緒に遊んだ男の子がまた良いキャラだった。
隣のブランコにやってきて、さんざん「ヒマだヒマだ」を連発し、
「ヒマだー!」と叫んだり、『ヒマだキック』なるものを炸裂させてみたり…、とけっこうなアピール。
私と友達が隣のブランコで笑いを堪えていたら、「ねえ、鬼ごっこしようよ」と誘われた。
正直、ああ来たな、と思った(笑)。
前回も、同じ公園で、同じくらいの歳の小学生に、同じように誘われた。
小学生の間ではまだまだ鬼ごっこは根強い人気を誇っているらしい。
だけど高校生にもなると、6時間みっちり授業をした後に駆け回る元気は、もはや私たちには残されていない。
で、前回と同じように、今回もかくれんぼをすることに。

公園内の電話ボックスは意外に死角であるらしい。
そんなどーでもいいことが、2回の経験からわかった。
さんざん私たちを探し回ってやっと見つけたときのその子の嬉しそうな顔。
「見つけた!」と、名探偵のようにビシィッ!と指を指す。かっこいい~(笑)。
そこで、一言。
「探すの時間かかったけど、単純。前通ったら一発でわかっちゃう」
お前何度目の前素通りしたんだよ、とは言わないでおいた。

次は私たちが探す番。
あっさり見つかったら、一言。
「ホントはもっと難しいところに隠れようと思ったけど、最初だからここにしてみた」
ああそうですか。

そんなつよがり(で、負け惜しみ?)な彼も、5時になったら帰っていった。
そして最後に、一言。
「俺、ユウキ。じゃっ」
それだけ言うと、片手をあげるというあいさつをして…。
振り返りもせずに…。


か、かっこいい~~~(爆笑)


すっかりその子のファンになってしまった(笑)。

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「レインレイン・ボウ」 加納朋子

加納朋子さんの作品ははじめて読みました。
読んでいてほっとしますね。
サラッとしていて読みやすくて、読後感も良い感じ。
クセになりそう(笑)。

高校時代のソフトボール部仲間それぞれを主人公とした連作短編集。
各話にそれぞれ小さな謎があり、そして全編を通じての謎の答えが徐々に浮かび上がってくる。

次は加納さんの『モノレールねこ』も控えています。
これはハマったかな?
明日はよくわからないけど学校がお休みなので、読んじゃおうかなぁー。
だけどテスト前なのでほどほどにしなくちゃ。

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「星々の悲しみ」 宮本輝

収録されている7つの短編はどれも、よくいえば余韻たっぷりで、でも逆にいえば消化不良というか、言いたいこと、作者が描きたかったことが何だったのか、よくわからなかい終わり方。
だけど、それなのにすごい良いな、好きだなって思った。


まず、タイトルが素敵です。

『星々の悲しみ』

学校帰り、図書館をぷらぷらしていたところ、このタイトルに惹きつけられた。
パラパラと軽く読むつもりがその場で「星々の悲しみ」を読みきり、ものすごく揺さぶられたというか、これは!と思った。
宮本さんは芥川賞、吉川英治賞などを受賞しているし、図書館にも多くの著作があったのに、勝手に、私凄い作家さんを発見してしまった!と興奮した。
読んだことはなかったとはいえ、かなり失礼なことですね。
でも、自分の手柄にしたくなるほど良かったんです。
どこがどう良かったのか、自分でもよく理解できないんですが。
こういうのを、琴線に触れた、とでもいうのでしょうか。


『星々の悲しみ』には死をあつかったものが多く含まれている。
絵でいうのなら、あえて影を強調して描くことで光を表現するかのごとく、生を、死というものを前に出すことで描いたのでしょうか。
とても印象的でした。

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鎌倉

今日は姉とぶらり鎌倉散歩をしてきました。
昨日の夜、姉と話していたら何故か中学の頃行った鎌倉遠足の話になり、
私「うちの班、買い食いダメなのにソフトクリーム食べたらバレて、それからは先生同伴で楽しくなかった」
姉「私のときも買い食いダメだった」
私「小町通りでそれってひどいよね」
姉「小町通り行きたい」
私「行くか」
姉「いつ?」
私「明日。」
姉「OK」
ということで、今日は『姉妹水入らず古都鎌倉小町通り食べ歩きツアー』を開催。
円覚寺、鶴岡八幡宮などを回り、満を持して小町通りに到着。
大量に食べてきました。
今日はあったかかったからソフトクリームがまたおいしい。2つも食べちゃった。
現在、所持金475円です。完全に、食べすぎでした。

父と母にはお土産として『ハトサブロー』というちっちゃいハトサブレーのキーホルダーを買ってきてあげたのに、「いらない」と言われてしまいました。
しょうがないから明日友達にあげようかしら。
ハトサブロー、かわいいのに…。

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「いつかパラソルの下で」 森絵都

良かったけれど、あまりピンとこなかったかなぁ。
この作品も、『風に舞いあがる~』も。
森さんには、やっぱり少年を描いて欲しいな、と思います。
まだ私が子どもなだけなのか???

一番好きなシーンは、旅先での親戚との酒盛りでひどい二日酔いでぐだぐだだった3兄弟が、「イカイカ祭り」に釣られてむくむく起き上がるところ。
「あー、なんも食いたくねえ。でも、イカなら食いてえ」と言って祭りに出かける。
そして吐くまでイカを食べる(実際吐く)・・・。
イカへの執念が感じられます。必要以上に。
イカってそんなにおいしかったっけ?と、こちらまで食べたくなります。

他にもいろいろ思うことがあったはずなのに、イカイカ祭りに持っていかれたな・・・。


そして、今日借りた本。
『レインレイン・ボウ』 加納朋子
『星々の悲しみ』 宮本輝
あとは生物のレポート用にリチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』も。
加納さんも宮本さんもはじめて。
もちろん『利己的な遺伝子』も、です。3分の1ほど読みましたが挫折しないか心配です。

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「厭世フレーバー」 三羽省吾

厭世フレーバー

2/9読了。

三羽さんの作品を読むのは2作目。『イレギュラー』も面白かったけれどこちらも良かった。

父親の突然の失踪で家族は崩壊気味。
残された5人が一章ずつ独白するというリレー形式で話は進む。
章を追うごとに昼ドラ並みの出生と生い立ち、家族関係が明らかに…。
考えてみると、設定なんかはけっこう暗かったり重かったりするんだけど
この人の手に懸かるとそんな悲壮さをブッ飛ばすくらいに面白くなってしまう。
読後感も爽快。
最後には、こういう家族もありなんだな、と思った。
なんなんだ、このパワフルさは。

この作家さんと私、ツボが合うみたい。
「味噌汁おかわり。シルブプレ」
「ウィ」
にはかなりやられてしまった…。おじいちゃん、好きです。

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「The MANZAI 2」 あさのあつこ

The MANZAI 2 The MANZAI 2

クラスに、このシリーズがすごく好きな子がいる。
彼女曰く、「2巻は萌えポイント満載」、だそうです(笑)。

萌えたかどうかは謎ですが、でもともかく1巻よりも面白かった。
より、内面に踏み込んだ感じ。
友人関係、学校での嫌がらせ、ホームレス暴行事件、それぞれの家庭…。
それらのことが明るい物語のスパイスになっている。
そんな中で主人公の歩が、友達の影響もあって少しずつ変わっていくさまが、
読んでいてなんとなく、こっちまでうれしくなりました。
……これって“萌え”でしょうか(笑)。

主人公たちと歳が近いせいもあるだろうけど、自分や周りの人たちについて、ちょっと考えてみるきっかけにもなる。
そんな気持ちわかるなぁ、とか、そういう子っているよね、とか。
そんなこともひっくるめて楽しめました。

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「優しい音楽」 瀬尾まいこ

優しい音楽

相変わらず、瀬尾さんの作品は読みやすい。
押し付けがましさが一切ないから、すーっと体に入ってくる。
気に入ったのは「タイムラグ」と「がらくた効果」かな。
どの物語もどこかずれていて、でも優しくてあたたかくて、
そして読み終わったあと、心がぽかりする。
“心がぽかりする”って、なんか良いですね。
響きも、そこからふくらむ気持ちも。
喪失感、とか寂寥の感、なんて言葉よりずっとわかりやすくて伝わるかんじ。

あ、詳細は『優しい音楽』収録の「タイムラグ」をどうぞ。

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映画 「幸福な食卓」

昨日は高校入試のため、学校はお休み。そして1日は映画1000円の日。
なので、姉と一緒に観に行ってきました。

う~ん。良かった。
変に脚色とかしていなくて、原作の雰囲気にわりと忠実だったと思う。
北乃きいちゃんも、佐和子のイメージに合っていて可愛かったし(ただ大浦君が…もう少しきいちゃんと歳の近い人いなかったのかな…)。
台詞も原作と同じところがたくさんあったし。
そして泣いた。原作に忠実だからこそ、かな。
たぶん、原作と同じところで泣いたと思う。
佐和子が傷ついて、父さんに酷いこと言っちゃうところとか。
印象的だったのは、佐和子が泣くシーンがすごく少なかったこと。
そんなに涙涙で悲しみは描かれていなかった。
だけど、なんかそこがまた・・・。私も堪えようとしたけれど、堪えきれず。

最後の、大浦君のうちを出て佐和子が一人歩き続けるシーン。
バックに流れる『くるみ』の歌詞と物語がすごくあっていた。
『くるみ』が沁みわたるようだった。
あそこで佐和子が何度か振り返っていたのには、どんな意味があるのだろう。
大浦君に呼ばれて振り向いたのかな、なんて思うと・・・(涙)。

久しぶりに映画を観たけれど、これは観てよかったと思います。
あんなに悲しいことが起こったのに、最後はなんとなく、元気づけられたような気がしました。



お姉ちゃんも、隣に座っていた2人組も、私のまわりはかなり鼻をすする音がうるさかった・・・(苦笑)。

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