「厭世フレーバー」 三羽省吾

厭世フレーバー

2/9読了。

三羽さんの作品を読むのは2作目。『イレギュラー』も面白かったけれどこちらも良かった。

父親の突然の失踪で家族は崩壊気味。
残された5人が一章ずつ独白するというリレー形式で話は進む。
章を追うごとに昼ドラ並みの出生と生い立ち、家族関係が明らかに…。
考えてみると、設定なんかはけっこう暗かったり重かったりするんだけど
この人の手に懸かるとそんな悲壮さをブッ飛ばすくらいに面白くなってしまう。
読後感も爽快。
最後には、こういう家族もありなんだな、と思った。
なんなんだ、このパワフルさは。

この作家さんと私、ツボが合うみたい。
「味噌汁おかわり。シルブプレ」
「ウィ」
にはかなりやられてしまった…。おじいちゃん、好きです。

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読書の秋

この1週間、ずっと本読んでいました。
帰宅、読書、夕飯、読書、お風呂、読書、寝る、起きる、急いで宿題、通学中に読書、休み時間に読書・・・。
こんなふうに次から次へと読む本に囲まれて読書中心の生活ができるなんて・・・幸せです。
たぶん今私の中で今年第2次読書ブームが到来している(ちなみに今年の1次は夏休み中だった)。

日曜日、図書館で借りた6冊を気に入った順に並べると、
「イレギュラー」
「図書館の神様」
「反乱のボヤージュ」
「悪党たちは千里を走る」
「ぼくは悪党になりたい」
「キャッチ ア ウェーブ」

かな。
でも、「イレギュラー」と「神様」はタイ、「ボヤージュ」と「千里」もタイかなぁ。系統は全然違うけど。
全部の感想を書くだけの元気がないので、3作だけ感想を。


「イレギュラー」
楽しかった。てんこ盛りな感じ。そして爽快。
笑えるポイントがいっぱいあって少し苦しかった。
家で読んでよかった。
狭間の悲しい顔・・・。打開策もまた・・・。「せつな系」って・・・。
思い出し笑いまでしちゃいそうです。


「図書館の神様」
先週の模試に出てきて、良い感じで、読んでみた。
ベネッセの模試の小説は良いね。この前も「東京タワー」が出たし。
雰囲気が気に入ったなぁ。ほかの作品も読んでみたい。
どこがどう、というわけじゃないんだけど、じんわりくる。
夏目漱石の「夢十夜」も読みたい。


「キャッチ ア ウェーブ」
高校生が書いた小説、ということでちょっと楽しみにしていたのですが、うーん。。。それにしても・・・。結構評判良さそうだけど。これが?って思った。
薄い、と思うなぁ、内容が。内容も。1時間半あれば読めちゃうと思う。
あと、会話内でやたらと「!」が多用されていたことにもだんだんイライラしてきた・・・f(-_-;
盛り上がりに欠けるし、ありきたり~な感じだし、読後も別にそんなに良くない。期待しすぎたかな?
少し辛口に評価してしまいました。同じ高校生の一意見ですので悪しからず。

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